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Other Languages / Autres Langues => Media Center in Japanese => Topic started by: STAR SPANGLED on July 01, 2015, 12:09:14 pm
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前回の質問に多くの回答をいただき、ありがとうございました。
たびたびの質問ですいません。初心者ゆえ質問の仕方が悪い場合はご指摘ください。
さて、本題ですが、
1)MC20でwavをflacやdsfにファイル変換すると、迫力がない音になるような気がします。
特にdfsの場合、音がこもったように感じられます。小生の耳の問題でしょうか。みなさんはいかがですか?
そこで、wavファイルのまま聴こうと思うのですが、メリットやデメリットはありますか?
2)MC20ではwavファイルにアーティスト名やアルバム名などの情報をタグに手打ちで書き込んでいますが、PCを初期化した場合やMC20を再インストールした場合、wavファイルを取り込みなおすとタグ情報は初期化(曲目以外は空白の状態)されてしまうのでしょうか?
iTunesからMC20に乗り換えた際、wavファイルのタグ情報が反映されなくなったので気にかかります。
ご存じの方、ご教授いただければ幸いです。
MCのバージョンは、20.0.115です。よろしくお願いいたします。
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こんばんは。
1)は条件がたくさんありそうで難しくてお役に立てません。
>迫力がない音
に関しては、私なら音量が同じかどうかから確認します。
人間の耳は音量が低いと高音と低音の感度が下がります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/等ラウドネス曲線
変換ソフトが「ノーマライズ」とか言って、音量下げていませんかね。
3dB下げられると耳で聞く音量は 半分 になります。
変換ではないですが MC も Ripping で音量下げるオプションが有ったような気がします。
MC のファイル形式変換時に DSP を効かせるオプションありますから、イコライザーが
悪さしないように要確認です。
2)http://wiki.jriver.com/index.php/WAV_%26_AIFF_Tagging
によると、wav ファイルの後ろに tag の塊をくっつけるそうですので、
「PCを初期化した場合や MC 20 を再インストールした場合」、
楽曲ファイルが無傷であれば MC が読んでくれることになります。
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ご質問の1)について、MCの「オーディオを分析…」機能にて確認をしてみました。
#「ツール」→「先進ツール」→「オーディオを分析」
グレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲(1981録音)」からトラック1の「アリア」では…
wavからflacの変換では、分析データに変化はございませんでした。
wavからdsfの変換では、ピークレベルと音量レベルに変化がありました。
ファイル形式 : wav : flac : dsf
音量レベル(R128) : 7.0LU : 7.0LU : 13.0LU
音量レベル(Replay Gain) : 11.98dB : 11.98dB : 18.04dB
ダイナミックレンジ(R128) : 13.1LU : 13.1LU : 13.1LU
ダイナミックレンジ(DR) : 12 : 12 : 12
ピークレベル(R128) : -12.0dBTP : -12.0dBTP : -18.1dBTP
ピークレベル(サンプル) : -12.1dB : -12.1dB : -18.1dB
参考
ビットレート : 1411 : 478 : 5644
andyKT様のご指摘のように、dsfファイルへの変換では音量の違いがあり、HALUX様がお気づきになられた音質の問題に関連している可能性が考えられるのではないでしょうか?
しかしながら、分析データ上はflacファイルへの変換では、この音量の問題は確認できませんので、ご質問への回答としては不充分ではございますが…
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2)「MC20ではwavファイルにアーティスト名やアルバム名などの情報・・・」タグの件ですが
そもそも、iTunesはwavファイルのタグには非対応とのことですから、空白の状態と考えられます
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1477244679
使用したことはありませんが、便利なフリーソフトがあるようです
iTunes にWAVファイルを追加したら「アーティスト」や「アルバム」が 引き継げなくて困った人向け
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se504038.html
このようなWAVにタグの無い場合で、ファイル名やホルダー名に
①曲名②トラック番号③アーティスト名④アルバム名⑤アートワークをファイルなどがあれば
MC20でもタグ情報をアルバムごとに編集することが可能ですが、
FLACに変換し、MC20、dBpoweramp CD Ripperなどを用いて
フリーソフトのMp3tagを用いてFLACのタグ情報やアートワークをファイルに収納しています
Mp3tag → http://www.mp3tag.de/index.html
Mp3tagは便利ですが残念ながら、WAVには対応していないようです
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WAV のTag付け・編集
ネット上の情報をちょっと覗いた結果、現在の私の理解は以下のようになりました。
- WAV にも Tag は付けられるし編集もできる。ただし WAV のTag 形式には数種類ありアプリによって対応している種類が違う.
- Windows Media Player は WAV ファイルには 楽曲情報(項目の詳細不明)のみ記録し、同じ情報と後から付加した情報はライブラリーに保存する。 WAV ファイル のTagはライブラリーの情報との紐づけ目的だけかもしれません。
- 外部ツールで WAV ファイルの Tag を編集しても Windows Media Player のライブラリーには反映されない。
- MC が WAV(とAIFF) に対して付加する Tag は ID3v2 Tag 形式。
- デフォルトで有効になっているようですが、MC では WAV & AIFF Plugin を有効にすると Tag 付け出来る。(ツール > オプション > オーディオ > 詳細>...入力プラグインを設定...> WAV & AIFF Input Plug-in を選択し、「終了」をクリック)
- iTunes も似たような対応になっていて、ライブラリーに入った WAV の情報は、狭い意味でのTag付け(ファイルに付加する)ではないので、楽曲ファイルのインポートでは Tag はついて来ない。
以上、お役に立てば幸いです。
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アンデイさんのおっしゃるとおりだと思います
追加参考情報
[MC]はWAVファイル内にタグ情報を収納できますが
ただしビデオのMP4などの場合は外部ファイルに別途データベースを作成し紐付けをしているようです
1.雑誌
タグ情報に関し、Net Audio vol.17に22ページにわたって解説があります
http://www.phileweb.com/editor/net-audio/17/
2.「x-アプリ」から[MC]へ
私はウォークマンを使用しリッピングには、ソニーの「x-アプリ」を用いていますがタグ情報はWAVファイル内に収納できません
「x-アプリ」のWAVは「Shared」のホルダー内に曲のファイルを収納し、別途データベースを作成し紐付けをしているようです
私は「x-アプリ」でリッピングしたWAVをMCに移すときにタグ情報を書き込んでいます
環境が異なると同様に再現することは困難と考えますが、ご参考に
正確な情報に基づかない勝手な解釈の備忘メモを下記にアップしています
wavファイルのtag情報管理1
http://blogs.yahoo.co.jp/tiyoro_papa/63320934.html
wavファイルのtag情報管理 その2
http://blogs.yahoo.co.jp/tiyoro_papa/63321042.html
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みなさん、ありがとうございます。
返信が遅くなり、すいません。
みなさんの専門知識が多く、驚いております。
wavファイルのタグ情報が保存されるとのことですので、MCのバージョンアップや再インストールの際も心配ないようですね。
wavファイルはiTnesでリッピングしたもので、MCで読み込むとトラック番号、曲名(長い場合は末尾の表示が切れることもあります)のみ反映されます。
iTunesではwavファイルの曲名、アルバム、ジャンルなどの情報は表示されております。
MCでのタグの手打ちは、wavファイルのフォルダを開き、アーティスト名、アルバム名などを参照して書き込んでいます。
また、wavからflac, dsfへの変換はMC20にて行っておりますので、今後、リッピングやファイル変換の際はDSPスタジオのイコライザなどのチェックをすべて外してみることにしました。
重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。