長文ごめんなさい
参考としてマニアックで勝手な思い込みの説明となります
1. 起動ドライブ
MCは起動ドライブ以外に変更できるオプションがあるかも知れませんが、採用していません。
これは何度もPCの構成を変更しまた壊したり、OSの入れ替え、プログラムのバージョンアップなどを経たりして現在に至っていますので、あまり複雑な構成にしないように心がけているためです。
起動時間短縮のため、起動ドライブにはSSDをRaid0で512Gし、Win10と各種プログラム、ドキュメント類、写真データなどを収納し、現在空きは半分程度となっています。
MCの音源をRamに転送するオプションがあり、先読みしバッファに貯めることにより途切れたりする音の劣化を防止するためでは無いかと解釈しています。
プレーヤーのプログラムをメモリー、Ram-Disk、SSD、HDDなどの収納場所によって音質が変わるとの説があるようですが現在の構成では検証できませんし、私の耳では聞き分けができると思っていません。
サイレントPCは理想ですが、私のPCは自作でi7、Ram:16GB、OS:64Bit、起動用SSD、PCの箱は厚手の木製で内部に消音マットを配置し風流を考慮した自作消音ケースでおおっています、ハード的には特に問題ない構成と考えています。
2.リッピングデータの取扱いと音源の収納先
リッピングには、読み取り速度が変更できる、パイオニアのBDとDVDドライブの2台を使用しています。10枚以上リッピングをすると熱を持ち、しばらく待たないと継続できなくなるため適時切り替えています。
リッピングソフトは主にx-アプリを使用し、アルバムによってはdbpowerampを使い分け、基本的にWAV形式で保存しています。
音源ファイルを移動すると音が悪くなるとの説がありますが、0と1のデジタルデータが劣化するわけが無いと勝手に思い込んでいます。
私は利便性のためリッピングするデータはデスクトップに一次保管し、カバーアートをスキャナーやネットで検索・加工し画像を、アルバムのフォルダーに「Folder.jpg」として収納しています。1500ピクセルぐらいの大きさとすると綺麗な画像となります。
その後データドライブに音源フォルダー移動し、MCにインポートし「オーディオの分析」、「アルバムアーティスト名」の付与、カバーアートを音源ファイルに収納します。
音源のバックアップは、フリーソフトの「FastCopy」を使用しています。
http://ipmsg.org/tools/fastcopy.html3.音源の収納先の変更
慣れは必要ですが、簡単です。
音源の収納先はデフォルトのフォルダーは「ミュージック(C:\Users\(ユーザー名)\Music)」となりますが、私は音源専用HDDに「D:\Music」の中に、「アーティスト名」または「ジャンル名」のホォルダーを作りその中に「アルバム名」にて収納しています。
MCへの取り込みは収納したホォルダーをインポート先に指定する方法や、フォルダーをMCのアルバムにドラッグアンドドロップする方法などがあります。
アルバムがぐちゃぐちゃになった時は、一旦曲を全て「メディアライブラリーから削除」をして、インポートし直しています。この時にデータファイルを消さないように「ゴミ箱」や「完全に削除」しないようにしています。
4.MCの音源フォルダー
音源フォルダーは、接続されている内蔵・外部・NASのHDD、いずれについても指定でき、複数を登録することもできます。
ネットオーディオの、NASを音源に切り替え、NASからLANにて直接アンプに出力する操作も可能です、音質が良いためファンも多くいるようですが私のシステムでは操作性が少し緩慢なためやっていません。
通常は操作性の良好な、いわゆるPCオーディオである、内蔵HDDからMCにてアップサンプリングしUSB出力をしてアンプに接続しています。
5.WAVとMC
WAVは音源の劣化が無い形式です、ファイルの容量が大きくなる問題がありますが、HDDの巨大化と低価格化が問題解決となりました。
またWAVはタグの収納ができないとも言われていますが、MCとdbpowerampによりカバーアートなどのダグ管理は問題なくなりました。このタグは他のプレーヤーと互換性は無いようですがMCを使用する限りまったく支障はありません。
5.カバーアートをダグに埋め込む操作の一例
アルバム画像の上で右クリックし「アートカバー」、ここに様々な方法があります
(1) 「インターネットから取得」
MCのサーバを利用しアートカバーを取り込むことができます、綺麗な画像もありますが気に入らないモノや無い場合があります
(2) クリップボードから貼り付け
ネットで検索した画像やスキャナーの画像をコピーし貼り付けます
(3) 「クリップボードへコピー」し「クリップボードから貼り付け」
私はこの方法を採用していますが、あらかじめフォルダー内に「Folder.jpg」がある場合「クリップボードへコピー」し「クリップボードから貼り付け」としています
6.カバーアートのダグ情報の識別
左下の「アクションウインドウ」の中にある「タグを編集」をクリックし左の歯車をクリックし、下にある「表示」右に出てくる項目中から下の方にある「画像ファイル」にチェックを入れますと「画像ファイル」のタグ情報の内容を確認できます。
(1) 「」:登録が無い場合
(2) 「Folder.jpg」:Folder.jpgがカバーアートとして登録されている
(3) 「内部ファイル」:ファイルの中にカバーアートが埋め込まれている、私はこの方法を採用しています