(2)プリバッファリングですが、これはデコードが終わって再生される前に「溜め」ておく楽曲データの秒数です。
http://wiki.jriver.com/index.php/Audio_Playback_Options#Settings 音源がPC内にあって読み出し時間が問題にならない時影響するのは、
DSPでのリアルタイムアップサンプリング処理:CPUのパフォーマンス
同時に処理している他のプログラム:CPUのパフォーマンス
等、CPUの処理が追いつかなくなり再生するデータが足りないため、音が途切れることが考えられますね。
CPUのパフォーマンスが足りないときはバッファーを増やしてもいつか破たんするので、
アップサンプリングなどCPUを「喰う」処理をやめるのが効果があるでしょう。CPUを
アップグレードすればいいわけですけど、皆が自作PCを使っているわけでもないので・・・。
音源がネットワーク上にある時
ネットワークの速度、込み具合、サーバーのパフォーマンス等が原因で、
CPUはアイドリングしているのにデータが来ないため、音が途切れることが考えられますね。
対処はそれぞれの原因を解決するしかないでしょう。
(1)デバイスオプションとしてのバッファ
これは(2)から送り出された楽曲データをサウンドデバイスやDACに受け渡しするための「溜め」ですね。
ここでは受け渡しのスピードに波があると「溜め」が空になり、データが途切れてノイズになるのでしょう。
このバッファーの長さは、スタート・ストップ・音量変更の遅れとを天秤にかけて決めればよいでしょう。
(1)と(2)では原因が違うので、CPUのパフォーマンスが不足しているのに(1)を長くしても
効果が無いことになりますね。
おっと、(3)を忘れていましたが、HDD上に楽曲データがある場合で、読み出し速度が遅いHDDの場合などに
メモリ―上に先に読みだしておくことで、データー不足を防ぐのが狙いではないでしょうか。
メモリー上に先に読みだしておくと音が良くなるとは思えませんので。